01 / BEFORE
会う前の6項目。
- ✓双方が18歳以上と確認できる
- ✓店舗・サービスの規約に違反しない
- ✓昼間の公共のカフェを選ぶ
- ✓60分後の終了時刻を決める
- ✓費用分担を事前に確認する
- ✓家族や友人に予定を共有する
02 / BOUNDARY
同意は、いつでも変更できます。
一度会うと決めても、当日に不安を感じたら中止できます。性的サービスや身体的な接触は一切ありません。帰宅を妨げたり、理由を求めたりしないでください。
「約束したのだから最後までいるべき」という考え方は、安全の観点では逆です。途中で帰れることが保証されているからこそ、安心して会い始められます。中止や早めの解散を申し出られた側も、それを責めたり埋め合わせを求めたりしないこと。この相互ルールが機能する相手かどうかは、会う前のやり取りである程度見えます。時間や場所の希望をすんなり受け入れる相手は当日も安全に振る舞う傾向があり、小さな希望を値切ってくる相手は当日も境界を押してくる傾向があります。
02+ / SEAT & PLACE
カフェ選びと席選びにも、安全の技術があります。
店選びの目安は、駅から近く、営業中で客が複数いて、店員の目が届く広さがあることです。地下や奥まった半個室、閉店間際の店、どちらかの生活圏に深く入った場所は初回には向きません。席は、出口が見える位置・相手も自分も立ちやすい配置が理想です。荷物は膝か自分側に置き、飲み物から目を離さない——これは相手を疑う行為ではなく、初対面同士がお互いに課すべき標準の作法です。
待ち合わせは店の前より、駅の改札など「会えなくてもすぐ帰れる場所」が適しています。10分待って連絡が取れなければ帰る、と自分の中で決めておくと、ずるずると待たされて判断力が落ちる状況を避けられます。
03 / WARNING
その場で止まるべきサイン。
身分証や住所の写真を送るよう求められる
事前に高額な送金や保証金を求められる
店舗に秘密にするよう強く求められる
断っても場所や時間を一方的に決められる
04 / MONEY
金銭トラブルには、決まった型があります。
店外デートを入口にした金銭被害は、手口がほぼ数種類に収まります。型を知っていれば、その場で見分けられます。
前払いの要求:保証金、本人確認費用、キャンセル防止の予約金。名目が何であれ、会う前の送金を求められた時点で中止してください。正当な理由は存在しません。
換金しにくい支払い方法:ギフトカードのコード送付、暗号資産、後払いアプリの立て替え。追跡と取り消しが難しい方法は、詐欺で選ばれる方法です。
当日の追加請求:合流後に「事務所への紹介料が」「送迎代が」と積み上がる形。応じずにその場で解散します。一度払うと、払う人として扱われます。
第三者の登場:合流場所に本人以外が現れる、途中から「マネージャー」を名乗る人物が連絡してくる。人が増えた時点で、会話を終えて離れてください。
送金先、日時、メッセージのやり取りを消さずに保存し、警察相談専用電話(#9110)または最寄りの警察署へ。振込であれば金融機関への連絡で口座凍結につながる場合があります。恥ずかしさから記録を消すことが、いちばん相手を利します。
05 / RECORD
残す記録と、残してはいけない記録。
記録は自分を守る道具ですが、相手を危険にする記録もあります。線を引いておきます。
06 / STAY
「場所を変えよう」に、応じない。
当日の危険の多くは、最初の場所ではなく二番目の場所で起きます。カフェは人目があり、双方がいつでも帰れます。そこから個室、カラオケ、車、自宅へ移った瞬間に、その保証が消えます。
だから原則は一つです。初回は、最初に決めた場所から動かない。「ここは混んでいるから」「もっと静かな店が近くにある」——理由が自然に聞こえるときほど、この原則の出番です。移動の提案を断るのに、理由の説明は要りません。「今日はここまでにしておきます」で足ります。
こちらから場所の変更を持ちかければ、相手に同じ不安を与えます。物足りなく感じても、次回の約束で調整してください。予定どおり終わった実績だけが、次の信頼になります。
07 / EMERGENCY
危険を感じたら、その場を離れる。
人のいる店舗や駅員・警察官のいる場所へ移動し、緊急時は110番へ連絡してください。金銭被害や脅迫の記録は削除せず、日時・送金先・メッセージを保存します。
08 / FAQ
安全について、よくある質問。
会う前に身分証を見せ合うべきですか?
身分証の写真を送り合うことは勧めません。画像はコピーでき、流出時に取り返しがつかないためです。年齢確認が必要な場面では、その場で提示して見せるだけにとどめ、撮影はしないでください。
先にお金を払ってほしいと言われました。
名目が何であれ、会う前の送金を求められた時点で中止してください。保証金・予約金・本人確認費用に正当なものはありません。ギフトカードや暗号資産での支払い要求も同じです。
当日、別の店に移動しようと誘われたら?
初回は最初に決めた場所から動かないのが原則です。理由の説明は不要で、「今日はここまでにしておきます」で足ります。危険の多くは二番目の場所で起きます。
被害に遭ったかもしれません。どこに相談すればいいですか?
緊急時は110番、急ぎでない相談は警察相談専用電話(#9110)へ。送金先・日時・メッセージの記録を消さずに持ち込んでください。振込の被害は金融機関への連絡で口座凍結につながる場合があります。
相手に予定を知られたくない場合、誰にも言わずに会ってもいいですか?
行き先と時間だけは誰かに伝えてください。相手の名前を言う必要はありません。「この時間はこの駅の周辺にいる」だけでも、誰も知らない状態とはまったく違います。